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(狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、高血圧症、先天性心疾患)
@狭心症
心臓が働くために必要な栄養や酸素を送る血管(冠動脈)が、動脈硬化などによって流れが悪くなる病気。
胸が締め付けられるように苦しくなりますが、通常5〜10分以内に症状が治まります。
来院時には症状が治まっていることがほとんどですので、ホルター心電図検査、トレッドミル負荷心電図検査、心エコー図検査が必要です。
これらの検査で、異常がある場合は心臓カテーテル検査・心筋シンチグラム検査に進みます。
A心筋梗塞
心臓が働くために必要な栄養や酸素を送る血管(冠動脈)が、つまって流れなくなってしまう病気。
狭心症と同様に胸が締め付けられるように苦しくなりますが、症状は30分以上経っても治まりません。
心臓の筋肉の一部が壊死(細胞が壊れて元に戻らない)に陥り、傷痕が残り動きが弱くなります。
心筋梗塞が疑われる場合は、心電図検査、採血、心エコー図検査を至急行い、早期に確実な診断が必要です。
診断の遅れは時に命に関わります。心筋梗塞と診断された場合は、さらに心臓カテーテル検査・治療が必要となります。
B心臓弁膜症
心臓には、血液を一方向に流すための弁があります。
心臓から血液を送るときに開き、送り終わったら戻らないように閉まる一方弁です。
この弁がかたくなって開き難くなるのが狭窄症、緩んで閉まりが悪くなるのが閉鎖不全症(逆流症)です。
動悸・息切れ等の自覚症状や、検診で心拡大・心雑音を指摘されて発見されることが多く、心エコー図検査で診断できます。
C心筋症
心臓の筋肉が肥大したり(肥大型心筋症)、逆に筋肉が薄くなり心臓が拡張したり(拡張型心筋症)して心臓の働きが弱ってしまう病気。
原因は不明のものが多い。
動悸・息切れ等の自覚症状や、検診で心電図異常・心拡大・心雑音を指摘されて発見されることが多く、心エコー図検査で診断できます。
また、不整脈を合併して時に致命的になるので不整脈の検査も必要です。
D不整脈
心臓の脈が乱れる病気です。脈が速くなるもの(頻脈性不整脈)と、遅くなるもの(徐脈性不整脈)があります。
動悸や脈が跳ねる(一瞬息が詰まる)等の自覚症状や、検診で心電図異常を指摘されて発見されることが多く、ホルター心電図検査が有用です。
場合により精密検査として電気生理学検査を行います。
また、他の心疾患(基礎心疾患:弁膜症、心筋症、狭心症など)を伴っているかかどうかそちらの検査も必要です。
E高血圧症(高血圧性心疾患)
皆さんご存知の疾患ですが、収縮期血圧で140以上、拡張期血圧で90以上の場合、高血圧症と診断します。
但し、血圧値は日によっても時間によっても変動しますので一回の血圧測定では診断できません。
減塩、運動等に気を付けて3ヶ月くらい様子を見てそれでも下がらなければ、治療を考慮します。
但し、血圧値・自覚症状によってはすぐに治療を開始する場合もあります。
最近は、携帯型の24時間自動血圧計による測定や、家庭での血圧測定値を参考にして治療を行っています。
高血圧を放置しておくと動脈硬化の原因となり、脳梗塞・心筋梗塞になる確立が高まります。
四肢血圧測定・脈波測定、頚動脈エコー等による動脈硬化診断が必要です。
また、心臓自体も心臓肥大を起こして心筋のしなやかさが失われ心臓の機能が低下します。
心エコー図検査での検査が必要です。
循環器科では、心臓・血管の病気と、高血圧症を主に診療します。
動悸・息切れ・胸が締め付けられるように苦しいなどの症状がある場合、または、健康診断で心電図の異常や血圧値の異常を指摘された場合は、ぜひ循環器科を受診し、検査・治療を受けてください。 |