私は現代では貴重な存在となった自動車の「無免許者」です。
免許取得に積極的な行動をしなかったのは、現職当時に労働災害の自動車事故の死亡者を数多く調査したことに起因するのですが「免許取り立て」の頃には事故を起こさないものだという実感も体験しております。
これは、自分が未だ運転が未熟だということを知っており、速度や信号を忠実に守るからであり、運転に慣れるにしたがって自分の腕前を過信し、速度を甘く見たり、左右の確認を怠ったりして事故に結びつくことが多いようです。
事故調査をすれば
@大丈夫と思った
A面倒だった
Bあわてて
C強引に
というものであり、心理的には
@危険と思わなかった
A深く考えなかった
に繋がっています。
これはベテランという人ほど共通することであり、馴れてくることによって手抜きをする傾向があります。
医療の現場にあっても、常に「初心忘れるべからず」を念頭に置き、仕事に対しては熟練しても何時迄も素人のつもりでいるという謙虚な気持ちが大切です。 |