平成14年4月1日より、遠藤忠治先生の後任として、この友愛病院歯科の歯科部長に就任しました岡田治郎です。
出身地は盛岡で、盛岡一高を卒業後、岩手医科大学歯学部に入学、大学卒業後は6年間、遠藤先生と同じく岩手医科大学歯学部歯科補綴学第2講座で補綴学を中心に臨床を学んできました。
補綴とは、歯が無くなってしまった部分を入れ歯やブリッジといった修復物で補うことです。
大学の医局に在籍していた6年間は、秋田や青森などの様々な地域に行き、その地域に根付いた医療の大切さについても学びました。
私とこの友愛病院との初めての出会いは、6年前、医局に入局した1年目の夏、臨床研修の一環としての歯科の見学でした。
当時は高嶋先生が常勤としていらっしゃいましたが、その頃は歯科医師となってまだ3ヶ月ぐらいで、何をやるにも経験不足で患者さんや周りの方々にご迷惑をかけていたことなどが思い出されます。
この度、友愛病院歯科へのお誘いの話があったときは正直言って驚きましたが、やりがいがある環境と思い、お世話になることを決めました。
実際働き始めて数週間経ち、最初は緊張していましたが徐々にこの環境にも慣れ、スタッフの協力のおかげもあり、自分のペースで診療ができるようになってきました。
ただ、入院患者さん(特に老人)に対する治療の難しさは痛感しております。
全身疾患のある方やユニットに座れない方、うがいのできない方、また口腔内で水を使うとすぐにむせてしまう方など、今までは出来てあたりまえだと思っていたことが出来ない患者さんを目の前にして、どうしたら良いのか試行錯誤の毎日です。
しかし、このような経験を積み重ねていくことが自分の歯科医師としての向上にもつながりますので、積極的に取り組んでいきたいと思います。
また4年前、青森で在宅訪問診療を1年間行っていましたので、友愛病院で行っている在宅訪問診療にも、その時の経験とその後の歯科医師としての経験が生かせるチャンスと思い、楽しみにしています。
4月から歯科も医科同様、診療報酬の改定があり、大変な時代になっていきますが、この状況をバネとし、また病院内にある歯科としての特色を生かし、様々な分野と協力しながらやっていきたいと思います。
以上、少々かたい挨拶となりましたが、本人はいたってかたくない人間ですので気軽に声をかけてください。 |