友愛ニュース


岩手県看護実習指導者講習会に参加して
                              南3階主任 杉村 公子 

 去る6月9日から7月15日と、9月2日から19日までの2期にわたり、計40日間の講習を受けてきました。
 この講習会は、看護学生の実習指導を担当する者に対して必要な知識・技術の習得と、実習指導の強化を図ることを目的としたものです。
 参加人数は46名で、県内各地の病院や施設から集まった経験豊富で、リーダー的存在と思われる人たちでした。
 また、平均年齢が36歳でまさに同世代の人々でしたが、お互いに情報交換をしたり、学んだりしながらとても良い交流をもつことが出来ました。
 前期は学生気分に戻り、長時間座っていることのつらさを感じつつ、看護というものを振り返りながら、さらに教育についての多くのことを学びました。
 それと共に、今の自分の知識や技術の足りなさをひしひしと感じ、自分を見直す良い機会となった気がします。
 後期は、6人から8人のグループに分かれて討議をしながら、患者様を設定し、実際に実習指導案の作成を行い、臨地実習指導の方法について学びました。
 その中で感じたことは、今までの患者様やスタッフ、医師という人間関係の他に、学生という存在が加わり、実習指導者は今まで以上に広い視野を持ち、環境を整えることが必要であるし、何よりお互いが信頼関係を保てるような雰囲気作りも大切だということでした。
 学生にとっては、病院全てが教材となります。
 学校では決して経験できない生の現場で、多くの不安を抱え実習に来ている学生が「あの人の様な看護師になりたい」と思ってくれたり、「こういう経験ができて良かった」と感じてもらえるような体験や学びを、1つでも多くしてもらいたいと思います。
 そのために指導者は、学生の個人を尊重し、優しく助言しながら、持っている可能性を引き出すためのきっかけをつくってあげて、実習に対しても意欲を持たせることが必要だと思います。
 今後、指導者という立場で学生と接することが増えていくと思いますが、何より自分が学生の頃を思い出しながら、一緒に患者様のことを考え、学び、共感して、私自身も成長していけるような関わりをしていきたいと思っております。
 長期間にわたり講習会に参加させていただき、ありがとうございました。


友愛ニュースインデックスへ>>