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『 娘の結婚 』                       副理事長 小暮 信人



(   私       次女 育子     長女 智子  )

 次女育子が、10月16日浦安のディズニーランド隣りのホテルで結婚式を挙げた。
10年前、父の急死で、松竹株式会社を退社し、跡を継ぐため妻と盛岡に帰って以来、子ども3人だけの生活がはじまった。
特に次女は、この2年あまり1人で松戸の家を守ってくれていた。毎月上京しても、いつも仕事中心の出張で、次女とはゆっくり話をしたことは一度もなかった。
 海の見える教会の前に、2人で立った時、娘がにっこり笑って、しっかりと腕を組んできた。
昨年、長女の時に経験していたバージンロードは、落ち着いて歩けると思っていたが、本当に幸せそうな顔を見たらなぜか急に目が潤んで、歩幅が合わなくなった。
育子のあんな明るい嬉しそうな笑顔を今まで、見たことはない。
若い夫婦の幸せを祈りながら、盛岡へ帰ってきた。        

「娘の手紙」
 映画館主の息子として育った私は、これまで何本も「花嫁の父」のシーンをみてきた。
嫁ぐ前夜の娘の挨拶に、不安と照れと期待があったが、長女と同じように、次女も「明日よろしくお願いします。」と自分の部屋へ消えた。
しかし、結婚当日、娘から次の手紙をもらった。親バカは承知で文章を載せさせて頂く。

 お父さん、お母さん26年間愛情いっぱいで育ててくれてありがとうございました。
私が高校1年の時から、お父さんはおじいちゃんの跡を継ぎ盛岡へ。
お母さんは盛岡と千葉を行き来することになり、親と離れた生活をしてきました。
 あまり会うことのないお父さんには、 照れからそっけない態度をとってしまうことがありましたね。
それでもサービス精神旺盛なお父さんは、カラオケや温泉へと一緒に行き、家族で過ごす時間を大切にしてくれました。
 月に何度も盛岡と千葉を行ったり来たりするお母さん。
大変なはずなのに「行くところがたくさんあるから楽しい。」と、明るく話すお母さんがいたから離れていても家族仲良く明るく暮らすことができたと思っています。
「親としては子どもが結婚して幸せになることを願うだけ。育子幸せになるんだよ。」と言ってくれましたね。
 私は、とても優しい実くんと助け合いながら幸せな家庭を築いていきます。安心して見守っていて下さい。
これからも明るく仲の良い、私の自慢のお父さんお母さんでいて下さい。


親戚代表挨拶

従兄弟 北陣親方(元 関脇 麒麟児関)


  岡野 実      育子

 

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