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ドクターニューフェイス                   麻酔科 奈良 範子


 今年の6月から盛岡友愛病院の麻酔科で勤務しております。生まれも育ちも大学も、すべて岩手という純県産品です。
ここ友愛病院に就職を決めた理由は、いくつかあります。
まずは、面倒見の良い先輩がいて、親切な外科系の先生方(世間一般では、麻酔科医に対して外科系医師は辛くあたるらしい)が揃っているという事。
大学勤務時代から時々手術の麻酔に来ていた馴染みのある働きやすい手術室だった事。
そして最大の決め手は、昨年の忘年会です!職員でもないのに、ちゃっかり参加させてもらったのですが、あの活気のある、和気あいあいとした宴会にグラッときて(いろんな意味を含めて)就職を決めてしまった次第です。(基本的に宴会好きです。)
 前の職場の都合上(病院の引っ越し作業)があり、中途半端な時期の採用になったのですが、職員として初出勤してびっくり!!病院の雰囲気がまるで違うのです。
これはあの暮れの弾けていた人たちと同じなのだろうか?と我が目を疑ってしまいました。
そうです!!私はよりによって病院機能評価の準備の真っ最中に飛び込んできてしまったのでした。
それはまるで、最高潮に盛り上がった宴会にシラフで加わったかのようでした。
しかし、周りの人たちが業務内容の検討やら勉強会やらに真摯に取り組んでいる姿を見、一緒に話を聞くにつれて、私も自分の仕事やこの病院に対する責任など多くを考えさせられることとなりました。麻酔科医といっても、手術に際した麻酔・ペインクリニック・集中治療などいろいろな分野に散らばっています。
私は今までほとんど手術室内にいて、手術を受ける患者さんに麻酔をかける事を主としてきました。外に出ることもなく働くことが多かったので、患者さんはもとより手術室の関係者以外の病院スタッフとの関係も淡泊なものでした。
ここに来て以来、人との距離が近くなったような気がしています。
例えば、廊下ですれ違った人が自分の担当患者さんと気がつき、その回復ぶりに嬉しくなったり。
また、そう感じている自分に気がついて楽しくなったり…皆さんなら何ということもない当たり前の事なのでしょうが、私にしたらずっと忘れていた事。
そういう事を今一つ一つ思い出しながら働いている状況です。
 こんな私ですが、よろしくお願い致します。

 

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