平成14年、褥瘡ケアについてスタッフへの指導のため、各専門職のスタッフで構成する褥瘡対策委員会が発足しました。
約3年間活動してきましたが、改めて委員会の活動、専門職の役割を紹介します。
構成メンバーは、事務局長始め、医師2名、看護師(師長)11名、薬剤師1名、栄養士1名、理学療法士1名、総務課担当者1名で構成されています。
活動内容として、委員会の会議があります。
会議は、褥瘡回診報告、報告内容は褥瘡発生件数、褥瘡ステージと回診状況、回診時の指導内容、その他の議題として体圧分散マットレスの有効利用、各専門職の情報提供、これらを検討・決定する会議となっています。
専門職の役割として専任医師は褥瘡発生全患者の回診を、専任看護師、理学療法士、事務のカメラマンと共に回り、処置方法のアドバイスを行っています。
専任看護師は他に、褥瘡ケアコントロールチームとして、外来看護師と一緒に褥瘡発生全患者を毎日、輪番でケアを実施、ケア、予防の指導を行っています。
薬剤師は薬剤、被覆剤の紹介。栄養士は栄養補助食品の紹介と補助食品を取り入れた食事の提供。理学療法士はポジショニングの指導、実践、補助器具の紹介。とこのような各職種の役割があります。
委員会の活動を行うことで、平成14年の褥瘡発生率は入院患者の9.3%でしたが平成17年には5%台まで減少してきました。
減少、新規発生していても重症化する患者が少なくなった理由として、個々の患者の状態に即した対策を各職種間の連携によって進めてきた結果と思います。
褥瘡対策委員会の役割を知って頂き、第1に予防に努めていきたいと思います。
予防の一つとして体圧分散マットレスの充実でした。
しかし、発生リスクの一つとして骨突出がひどく、自力体位変換できない患者さんも多く、今年度は、エアマットをもう少し増やしていければと考えています。
予防、そして治癒に向け、他のスタッフから気軽に声をかけられやすい委員会にしていきたいと思います。
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